ティータイムのお供 ティータイムのお供:抹茶の歴史 忍者ブログ
お茶タイムにピッタリのモノ紹介
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喫茶の風習は元々中国の唐代から宋代にかけて発展したものである。8世紀頃、逆援助の陸羽が著した『茶経』(ちゃきょう)には茶の効能や用法が詳しく記されているが、これは固形茶を粉末にして鍑(釜のこと)で煎じる団茶法であった。

抹茶(中国喫茶史では点茶法(てんちゃほう)と呼んでいる)の発生は、10世紀と考えられている。文献記録は宋時代に集中しており、蔡襄の『茶録』(1064)と徽宗の『大観茶論』(12世紀)などが有名であるが、これらの文献では龍鳳団茶に乱交される高級な団茶を茶碾で粉末にしたものを用いており、団茶から抹茶が発生した経緯をよく表している。この抹茶を入れた碗に湯瓶から湯を注ぎ、茶筅で練るのが宋時代の点茶法であり、京都の建仁寺、鎌倉の円覚寺の四つ頭茶会はこの遺風を伝えている。
 

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