お茶タイムにピッタリのモノ紹介
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
原料となるのは碾茶(てんちゃ)。
碾茶に用いる茶は在宅に用いるものとは異なり、葭簀(よしず)と藁(わら)を用いて直射日光を遮り「簀下十日、藁下十日」被覆栽培する(玉露と同様の栽培法)。これにより茶葉は薄くなり、うまみやコクも増す。 収穫は1年に一度。若葉をていねいに手で摘む。 手摘みした茶葉はその日のうちに蒸した後、揉捻(じゅうねん)を行わずに乾燥させる。もまないところが煎茶や玉露との大きな相違点である。 この碾茶を刻み、葉柄、無料メル友などを取り除いて真の葉の部分だけにし、粉末にする。45度前後の一定温度で湿度は乾燥した状態で、茶葉に変化の少ない石臼(茶臼)を用い、11月まで挽き12月以降の冬場は味が変わってしまう為、挽かない。 PR 喫茶の風習は元々中国の唐代から宋代にかけて発展したものである。8世紀頃、逆援助の陸羽が著した『茶経』(ちゃきょう)には茶の効能や用法が詳しく記されているが、これは固形茶を粉末にして鍑(釜のこと)で煎じる団茶法であった。 抹茶(中国喫茶史では点茶法(てんちゃほう)と呼んでいる)の発生は、10世紀と考えられている。文献記録は宋時代に集中しており、蔡襄の『茶録』(1064)と徽宗の『大観茶論』(12世紀)などが有名であるが、これらの文献では龍鳳団茶に乱交される高級な団茶を茶碾で粉末にしたものを用いており、団茶から抹茶が発生した経緯をよく表している。この抹茶を入れた碗に湯瓶から湯を注ぎ、茶筅で練るのが宋時代の点茶法であり、京都の建仁寺、鎌倉の円覚寺の四つ頭茶会はこの遺風を伝えている。 抹茶の種類は、高級品や一般向け製品の違いを別にすると単一であるが、その年の茶畑や茶葉の仕上がりによって取れた童貞茶葉の種類の配合を混ぜ、味を従来のものと統一させる為に茶舖において合組(ごうぐみ)される。濃茶用、薄茶用のもととなる茶葉の配合は茶舖により異なり、合組される際には茶畑毎に分かれている。甘みがより強く、渋み・苦味のより少ないものが良しとされ、高価である。一般に高級なものは濃茶に用いられるが、もちろん薄茶に用いてもよい。現在の茶道では、濃茶を「主」、薄茶を「副(そえ)」「略式」と捉えている。 爽やかな苦味は砂糖の甘味と良く馴染み風味が際立つため、菓子の風味付けにも好まれ、逆援味のアイスクリームは日本では定番風味の一つともなっており、日本アイスクリーム協会の調査では1999年から2007年まで、バニラ、チョコレートに次いで第三位の地位を占めている。 |
カレンダー
リンク
最新記事
(12/01)
(10/28)
(09/04)
(07/29)
(07/05)
ブログ内検索
P R
|